グローバル人材の採用に力を入れている

―人材育成で重視している点は。 「国内外でサービスを提 供していくため、グローバル人材の採用に力を入れている。中でも総合職とITエンジニアでは日本人以外にも英語や日本語ができるアジア人を増やしている。 国内で就業している海外人材は日本の品質基準やプロセスに精通し、日本語も堪能になってきた。当社は米国資本100%のグローバル企業として人材派遣事業 を展開してきたが、現在は人材に関わるあらゆる外部委託(アウトソーシング)サービスを展開している。日本企業がグローバル市場で戦って勝利するために も、革新的な解決策を提供できる社員を育てたい」 ―戦略に変化はありますか。  「これまでは各国の事業会社がその国におけるビジネス拡大の責任を担ってきた。総合人材サービスは各国の法律や規制に大きく影響されるためだ。しかし、こ こ数年間で顧客企業は国を越えてのプラットフォーム活用を推進しており、我々のサービスモデルもグローバルでの対応が求められている。特にアジア各国で顧 客の人材需要やアウトソーシングに対応する機会が多くなってきた。このため、世界各国の顧客やマンパワーグループの事業会社との連携が重要となっている。 自ら考えて実行する姿勢を持ち、国による違いを受け入れながら実現可能なモデルを作り上げていける柔軟な人材が必要となっている」 ―新卒の採用方針は。  「日本人だけでなく留学生も積極的に採用している。特にITエンジニア職は中国、韓国、インドで大学や教育機関と連携し、日本語教育コースを設置しても らっており、コース修了者から優秀な人材を採用している。すでに国内採用の規模よりも多くの人員が毎年加わっている。オフィス内にも多数の外国人社員が働 いているが、日本人社員にとってもそれが通常だとの認識が広がっている」 ―研修にも力を入れています。 「新卒はもちろん、職種別、階層別の研修を実施している。内容としてはワークショップやチームビルディングを含む双方向で楽しめるものを心がけている。シニアマネジャーが自らの専門分野を生かした講師として参加している」 ―女性社員の比率が高いようです。女性登用についての取り組みは。  「派遣会社母体の企業だったため、多くの女性が活躍している。産休を活用して復帰後も活躍する社員は多く、女性にとって働きやすい環境ではある。ただ、管 理職の割合は多いとはいえない。今後は一段と柔軟で効率的な働き方を検討し、女性が活躍できる環境を整えていき、ロールモデルになるリーダー育成に力を入 れていきたい」

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